ホーム>遠野日記>コラム記事>岩手県遠野市の地酒の特徴は?代表的な銘柄も詳しくご紹介!
岩手県のおすすめ地酒や地ビール日本酒通販なら佐々木酒店
コラム記事

岩手県遠野市の地酒の特徴は?代表的な銘柄も詳しくご紹介!

3地酒の特徴

岩手県遠野市の地酒は、仕込み水からこだわっています。厳しい寒さを味方にした醸造過程により、上質な味わいが特徴です。おいしいお酒をお求めの方には、自信をもってご提供できます。

 

今回は、岩手県遠野市の地酒に興味がある方のため、その特徴や代表的銘柄をまとめました。これを読めば、ご当地で生まれたお酒の魅力がわかるでしょう。

 

岩手県遠野市の地酒の特徴

岩手県遠野市の地酒には、さまざまな特徴があります。仕込み水は地元の名山から流れる伏流水です。厳しい寒さを味方につけた製造過程にも注目してください。地元ならではの伝統的なお酒の作り方も継承しています。ここでは、遠野市の地酒の特徴を3つにまとめました。

 

仕込み水は六角牛山ふもとの伏流水

遠野市の地酒における最初の特徴は、仕込み水です。こちらには六角牛山ふもとから流れる伏流水を使っています。

 

仕込み水は日本酒の製造過程で用いる水で、日本酒をおいしくするうえで欠かせません。原酒のアルコール濃度を薄めるために使う水もありますが、それ以外の目的で使う水は、仕込み水とされます。

 

山のふもとから流れる水は清らかです。これを使った結果、雑味のない日本酒を作れます。このようなお酒は、多くの方にとって飲みやすいでしょう。

 

厳しい寒さが長期低温醸造の味方になる

岩手県特有の寒さが、日本酒醸造の味方になります。東北地方は冬季になると、基本的に寒さが厳しくなります。雪が積もる日も想定されるほどです。しかしこの寒さが、結果としておいしいお酒を造る要因にもなります。

 

実は厳しい冷え込みによって、低温醸造の寒造りをしやすいのです。岩手県遠野市では地酒だけでなく、地ビールも寒さを味方にしながら作っています。厳しい環境があるからこそ、おいしいお酒ができることもあるのです。

 

日本三大杜氏の「南部杜氏」の伝統を継承

岩手県遠野市では、日本三大杜氏である南部杜氏の伝統に基づいた地酒が生まれています。杜氏とは、酒づくり全体の責任者です。南部杜氏は岩手県拠点の杜氏が集まったグループで、日本酒業界では有名になっています。

 

歴史的な杜氏集団の技術が継承されていると聞けば、信頼性を高く評価できるでしょう。遠野市からも南部杜氏の技術が盛り込まれた銘柄が、次々とヒットしています。南部杜氏が作った歴史を考えながら、地酒を深く味わってみましょう。

 

岩手県遠野市の地酒の代表例は?

岩手県遠野市の地酒としては、清酒イーハトーブシリーズがオススメです。ほかにも遠野小町や遠野夢街道もおいしくいただけます。ここでは遠野市生まれの地酒として、3種類の代表例をまとめました。

 

清酒イーハトーブシリーズ

清酒とは米や水などを原料として、発酵を受けたお酒の総称です。イーハトーブとは作家である宮沢賢治氏の造語で、彼の故郷である岩手県をモチーフにした理想郷を指します。それをイメージしたお酒が、清酒イーハトーブシリーズです。

 

清酒イーハトーブシリーズにも、さまざまな種類があります。『銀河鉄道の夜』 や『風の又三郎』など、宮沢氏の文学作品をモチーフにしたお酒が特徴です。文学の世界をイメージしながら飲むと、新しい楽しみ方を得られるでしょう。清酒イーハトーブシリーズなら、文学作品の世界に浸りつつ、地酒をじっくりと楽しめます。

 

遠野小町シリーズ

遠野小町は、岩手県遠野市の地酒として、最近注目を受けています。2020年のIWCインターナショナル・ワイン・チャレンジトロフィー賞受賞商品に使った技術をベースに、開発を受けました。全6種類あり、すべてを1本ずつそろえたギフト商品も見られます。

 

同じ遠野小町でも、商品によって特徴が異なることに注目です。発泡感と甘さを両立させたスパークリングタイプもあれば、新鮮な絞りたての生酒も見られます。銘柄を絞ったら、細かい味の違いを比べてみましょう。そこから理想の種類がわかります。

 

遠野夢街道

遠野夢街道は「オールいわて」がコンセプトです。南部杜氏の技術を受け継いでいるだけではありません。米や仕込み水、酵母、麹などをすべて岩手県産で取りそろえています。材料や作業場所をひとつにまとめることで、良質なものを作れるという考え方があるのです。

 

遠野夢街道は、スッキリした味わいと華やかさを両立させています。ただしクセが強すぎないように作られた印象です。お酒の経験が少ない方でも飲みやすいといえます。遠野夢街道は岩手県密着の銘柄なので、地酒の真髄を味わいたい方にオススメです。

 

まとめ

岩手県遠野市からは、さまざまな地酒が作られています。清酒イーハトーブや遠野小町など、上質の味わいを楽しめるラインナップです。仕込み水は山のふもとから流れる天然水を使っているため、スッキリした味わいを楽しめるでしょう。

 

このように岩手県産の地酒は、自然を味方につけた醸造によって、口当たりのよさを望めます。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

 

「有限会社佐々木酒店」では、岩手県遠野市の地酒を扱っています。山の天然水や寒さを味方につけたお酒に要注目です。ご興味がある方は、公式サイトのオンラインショップでぜひお買い求めください。 

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.sasaki-saketen.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/147

ページ上部へ