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日本が誇る伝統のお酒「日本酒」の歴史や特徴・種類をご紹介!

10お酒の歴史

お酒にはワインやビールなどさまざまな種類がありますが、なんといっても日本が誇る伝統的なお酒といえば「日本酒」です。普段から嗜まれているという方も多いかと思いますが、その歴史や特徴についてご存じないという方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、日本酒の歴史や特徴、豊富な種類の違いについてご紹介いたします。ぜひ参考にしてください。

 

日本酒の歴史

日本で誕生したお酒としては、起源は縄文時代の中期ごろといわれています。諸説はありますが、そのころにお酒が製造されていた痕跡が残されているのです。それから時を経て、稲作が盛んになりはじめた弥生時代より、日本酒の原型が誕生したのでした。

 

日本酒の原材料として欠かすことができないのは、お米です。稲作が盛んになるにつれて、お米を使用したお酒として日本酒が作られるようになったというわけです。奈良時代に入ると、米麹を使った醸造法が確立されます。そこから細かな進化を遂げていき、現代の日本酒の状態へと発展していったのでした。

 

日本酒は、単なるお酒というだけではありません。日本では、古くから神聖なものという側面も重んじられてきています。神社のお祭りではお供え物として捧げられていたり、神話の中で八岐大蛇(やまたのおろち)を倒すためにスサノオノミコトが作らせた「八塩折之酒(やしおりのさけ)」が登場したりもしています。単純の酔うための飲み物というわけではなく、神様と私達をつなぐアイテムとしての役割も担っていることを、忘れてはいけないでしょう。

 

日本酒の特徴

大前提として「国内の原材料を使用して国内で製造されている」ことが日本酒の定義となります。同じ製法であったとしても、定義に当てはまらない場合には、それは日本酒ではなく、清酒という扱いになります。そんな日本酒の特徴としては、以下が挙げられます。

 

香り

日本酒を楽しむ上でも見逃せない部分として、「香り」があります。穀物の旨味を感じさせる香りを「ふくよか」と表現し、甘味に関してはバナナやライチなど果実を用いて「フルーティ」と表現します。

 

お猪口などに注がれた状態で感じるものだけでなく、口に含んだ瞬間に鼻を突き抜ける香りもあれば、飲み込んだあとに感じるものもあります。香りによって感じる印象は大きく変化しますので、香りに注目してみることで新たな発見もあるでしょう。

 

味も重要な日本酒の特徴です。スッキリやさっぱりなど、似たような表現をすることがありますが、似て非なるものとなります。スッキリの場合には淡麗な味わいのときに用いられ、後味が残らず料理などと組み合わせやすいでしょう。さっぱりの場合には、切れ味はスッキリほどでないものの、後味を引かない締まった味わいであるときに用いられます。

 

 

日本酒の種類

日本酒には、いくつかの種類が存在しています。違いが生まれるポイントとしては、使用される醸造アルコールの割合が挙げられます。それに加えて精米歩合という、使用されるお米の割合によっても種類が変わっていくのです。具体的には、以下のような種類にわかれます。

 

純米大吟醸酒

純米大吟醸酒は、50%以下の精米歩合で作られる日本酒です。お米がもつ甘さがしっかりと引き出されており、口当たりが柔らかいというのが特徴です。そのおいしさの秘訣は、極限まで磨き抜かれたお米にあります。

 

純米吟醸酒

純米吟醸酒は、精米歩合が60%以下の日本酒のことを指します。純米大吟醸酒との違いは、精米歩合の割合です。純米大吟醸酒と比べると精米歩合が低いため、グレードが低いと感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし、そこに品質の優劣はなく、精米歩合の違いによって、生まれる香りや味わいが楽しむポイントとなるのです。

 

特別本醸造酒

特別本醸造酒は、精米歩合が60%以下、あるいは特別な製造方法によって作られた日本酒です。水や米麹などに加えて醸造アルコールが使用されているため、吟醸酒とはまた異なる味わいを生み出しています。味わいが軽やかで、香り高いというのが特徴です。

 

本醸造酒

本醸造酒は、精米歩合が70%以下で作られる日本酒です。使用される醸造アルコールの量が白米の重量に対して、10%を超えないように決められています。日本酒の中でも、スタンダードとされているタイプです。常温をはじめ、熱燗など温度に限らず味わうことが可能という点が特徴となります。

 

まとめ

日本酒には確かな歴史が存在していますので、それを理解した上で呑むことで、また味わいの深さも変わってくるでしょう。日本酒には、純米大吟醸などのさまざまな種類があります。種類ごとにどのような違いがあるのか、確かめるというのも日本酒の楽しみ方のひとつです。

 

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